amazon music HDからSpotifyに完全移行した2つの理由

これから長く語ろうかと思いますけど、とりあえず一言。
私はストリーミングで音楽を聴くことにこだわりはありません。
ただamazon musicとSpotifyの比較参考になれば良いなって。
amazon music HDへの不満

いままでamazon music HDを使っていた理由は2つあります。
よくamazonを使うので惰性というか、ほぼ脳死状態でamazon musicを使っていました。
HDにした理由は特にありません。
ただストリーミング初のハイレゾ音源というのに少し惹かれてしばらくHDを使っていました。
そんなamazon musicへの不満はただ1つ。
手元にあるローカル音源をまとめる事が出来ない。
もともとできていたらしいんですけどね。
おそらくappleの音楽ストリーミングサービス”apple music”が始まったから、
ストリーミングの楽曲とローカル音源を1つに合わせておきたいならapple music使えや
というappleの意図があるのでしょう。
ストリーミングが曲の中に聴きたい曲がない場合は結構あるんです。
でもamazonは世界クラスのオンラインショップですから。
amazonでMP3形式で売られている曲なら買ってすぐにamazon musicで聴くことができます。
曲もアルバムは当然1曲単位で買えるものもありますから、この点に関してはさほど文句はありません。
ないわけではないのです。
それはあまりに古い曲はそもそもMP3で売られていないということ。
そういう曲をiphoneに入れようと思ったらCDを買ってパソコン経由でiphoneに取り込む必要があるわけですが、ここでappleの思惑が大きな壁となるのです。
amazon musicで音楽を聴きたい。
だけどローカル音源はamazon musicに取り込めない。
おかげでストリーミングで聴ける曲はamazon music。
ローカル音源はapple musicで聴くという2つの音楽アプリを併用する必要性が出てきてしまいました。
これがものすごく面倒くさかった。
Spotifyに完全移行した2つの理由

you tubeのある動画でSpotifyがapple watchに対応したという話を聞き、そう言えば使ったことなかったな、Spotify、となんとなくダウンロードして触ってみたのですが、一発でamazon musicを超えてくる衝撃を体感できました。
なのでSpotifyをダウンロードしたその日にプレミアムにアップグレードし、amazon music HDを解約し、Spotifyに完全移行しました。
特に意味もなく愛用していたamazon musicをあっさり切り捨てた理由は2つあります。
1.ローカル音源をアプリ内にインポートできる

これ凄いビックリした。
今まで1回も触れたことのないアプリだからなんとなく
「Spotify CD 取り込み」
と検索してみたらSpotifyなら普通に出来ちゃうらしく。
これを知った瞬間にamazon musicから乗り換えることを決心できました。
もう即決。
11月の半ばにはキングダムハーツ3のサントラCDが届きますし、決定材料としては大きすぎる魅力です。
しかもまったく複雑な操作は必要とされていない所も大きい。
設定から「ローカルファイル」⇒「My Musicをインポートする」と進んでインポートしたい自作のプレイリストを選んで「インポート」を押すだけ。
あれだけamazon musicとapple musicを長く併用していた自分が馬鹿らしく感じるほど完結された良い機能です。
聴きたい曲は殆どすべて1つのアプリでまとめて聴けるってことですからね。
これが便利でない理由がありません。
2.複数のデバイスと接続・共有できる利便性の高さ
Spotifyを使っていて地味にビックリしたのが異なるデバイス間を再生中に行き来できるってこと。
こんなことはamazon musicでは出来ませんでしたよ。
デバイスを切り替えた時に多少、いやかなり音が飛びますけど、そもそもそう頻繁にデバイスを切り替えるってこともないだろうし、そこまで気にならないかな、と。
amazon musicのアプリはパソコン版もあるのでインストールして使っていたのですが、amazon musicの場合、オフライン状態で作ったプレイリストとオンライン状態で作ったプレイリストって別物として扱われちゃうんですよね。
なのでiphone内でオフラインで作ったプレイリストをパソコンから流そうと思ったらそのプレイリストを一度オンライン上に晒すか、或いはオンラインでまったく同じプレイリストを作る必要があります。
どちらにしても2度手間だし、同一アプリでなんでオンラインとオフラインの差があるの? と常々疑問を抱いておりました。
複数間のデバイスでのプレイリストの共有に難があるのがamazon musicなのです。
この点もSpotifyは優秀。
もうほぼリアルタイムでプレイリストが共有されます。
そしてapple watchから再生するプレイリストやその中の楽曲を選べるという地味にうれしい機能。
わざわざスマホを取り出さずとも選曲ができるというのは大きい。
これも間違いなくamazon musicにはなかった機能です。
というかそもそもamazon musicはapple watchのアプリがないからこの点は同じ土俵に立つことすらできていないというのが真実ですが。
と、amazon musicには絶対にない使い勝手の良さに感動することも多いのですが、不満点的なものもあります。
それがiphoneからインポートしたローカル音源の一部がパソコンからだと聴こえないということ。
でもこれはパソコンから聴けないってだけでiphoneだとなんの問題もなく聴けるので不満点かと言えばそこまででもないかなって感じ。
あとこれは当然ですが、amazonで買ったMP3の音源は引き継げません。
当たり前すぎるので不満というには勝手すぎる要求かなって感じ。
まとめ:いまのところSpotifyの圧勝
長々と書いてきましたがここでまとめておくと、実はこの記事を書いている時点でまだ使い始めて1日も経っていない状態ですが、それでもはるかにSpotifyの方が勝手が良いと断言できます。
そもそもamazonの提供するいくつかのサービスの内の1つと、それ一本の音楽ストリーミングサービスとを比較すること自体ナンセンスな気もしますが。
特に目ぼしい不満もありませんし、amazon music HDと比べると月額料金に1000円以上の差がありますから、勧めるのなら断然Spotify。
amazon music HDが他の音楽ストリーミングサービスにはない要素として売り出しているハイレゾ音源についてですが、確かにHDと比べると微妙にSpotifyの音質は悪いような気はします。
結構長い時間HDで音楽を聴いていたので耳がその音に私の気付かぬ内に慣れちゃっていたのでしょう。
でもただ聴く分にはSpotifyの音質でも十分ですので、この微妙な差に毎月1000円以上払えるか、と言われると・・・。
人が散々お勧めするからあえて遠ざけていたSpotify。
人の勧めは素直に聞き入れておけば良かったなぁ、と感じております。